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子供の公園遊びの効果【発達相談員が解説】

2023年10月21日

 

子供と一緒に公園で遊ぶことがあると思います。

 

公園には様々な遊具があり。

いろいろな子供たちが遊びに来ています。

 

公園で遊ぶ教育的な効果は、どのようなものか?

効果的に遊ぶには、どうしたらいいのか?

元)保育者、現)発達相談員の僕が解説します。

 

【僕の簡単なプロフィール】

保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。

大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。

所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など

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1.子供の公園遊びの効果

 

 

就園前

他の子を意識して遊ぶ

幼稚園や保育園に入園前には。

兄弟姉妹以外に、他の子を意識して遊ぶ経験がありません。

 

子供は、一緒に遊ばなくても。

同じ場で遊ぶと「一緒に遊んだ」という気持ちになれます。

 

また、他の子の遊びを見て。

真似して同じ遊びをする場合もあります。

 

このように、他の子を意識して遊ぶことが。

社会性の基礎になります。

 

集団遊びのルールの経験

公園で少人数で遊ぶことで。

少人数で遊ぶルールを理解できます。

 

例えば順番や貸し借りです。

すべり台やブランコでは、順番を守ることが必要です。

また、自分が遊んだら他の人に譲ったりすることも必要です。

 

このように。

今後始まる集団遊びのルールを経験することができます。

 

就園後

違う年齢の子の様子を見る

幼稚園、保育園では同じ年齢の子と遊ぶ機会が多いですが。

公園には、様々な年齢の子がいます。

 

年下の子に優しくしてあげたり。

年上の子の遊び方を真似したり、の経験ができます。

 

広い場で思い切り体を動かす

幼児期は身体機能が成長し。

動きが活発になります。

 

そして、活発に動くことで。

さらに運動機能が成長します。

 

幼児期は動きの大きい時期です。

 

運動的な遊びを十分に行い。

動きの欲求が満たされることで。

落ち着いた生活が可能になります。

 

 

2.子供の公園遊びのグッズ

 

 

乳児~年少組

・帽子

・着替え(夏場)

・お手拭きタオル、テッシュ

・水筒

・応急処置セット

・シャボン玉(夏場)

・砂場道具(バケツ、小スコップ、型抜き、じょうろ)

・砂場で遊べるままごとセット(皿、茶碗、コップ、スプーン)

・砂場で遊べる車

 

年少組~年長組

・帽子

・着替え(夏場)

・お手拭きタオル、テッシュ

・水筒

・応急処置セット

・砂地の地面に線を引くための棒(割りばしなど)

・長縄(大人が回して縄跳びできるもの)

・一人用縄跳び(縄跳びできる子)

・ボール(サッカーできるような物)

・虫取り網、かご

・砂場セット(砂遊びが好きな子)

 

 

3.公園で人気のある遊び

 

 

乳児~年少組

・乳児、年少用の低いすべり台

・親の膝の上でブランコに乗る

・かくれんぼ

・だるまさんがころんだ

・追いかけっこ

 

年少組~年長組

・すべり台

・ブランコ

・ジャングルジム

・鬼遊び(色鬼高鬼十字鬼

ドンじゃんけん

転がしドッジボール

 

 

4.まとめ:子供の公園遊びの効果

 

 

子供は活動的なので。

家庭内の遊びだけでは満足できない場合があります。

 

特に、普段から動きの大きい子は。

広い場で十分に活動的遊びを楽しむことで。

その後は、落ち着けます。

 

近くに公園があれば。

是非、活用してください。

 

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