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【幼稚園年少(3歳)】おすすめ絵本【5選】

2022年6月4日

 

子どもは、絵本にあまり興味をもっていないけど。

「絵本を好きになって欲しいな」と思われている方向けの記事です。

 

本記事では、元保育者で現発達相談員の僕が。

実際に子どもたちに読み聞かせをしていた経験から。

絵本入門期【年少組のお子さん(3歳)向け】おすすめ絵本を紹介し。

読み聞かせの注意点も合わせて解説します。

 

【僕の簡単なプロフィール】

保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。

大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。

学校図書館司書教諭の資格をもち、保育者時代は園の絵本コーナーの管理もしていました。

所持資格:学校図書館司書教諭、絵本児童文学研究センター基礎講座(通信)修了、公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など

詳しいプロフィールはこちら

 

ほかの年齢の子にも参考になる情報を書いています。

 

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1.【幼稚園年少(3歳)】おすすめ絵本【5選】

 

 

おすすめは、たくさんありますが。

僕の保育者時代の経験をふまえ。まずは、5冊選びました。

 

どれも名作・ロングセラー本で、長く子どもに人気です。

図書館等でも借りられると思います。

 

・しろくまちゃんのほっとけーき

・きゃべつくん

・わたしのワンピース

・てぶくろ

・三びきやぎのがらがらどん

 

しろくまちゃんのほっとけーき

しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。

引用:こぐま社

 

キャベツくん

ライオンがキャベツを食べるとどうなる? 長新太さんの大人気ナンセンス絵本がついに大型絵本になりました。大きくなって、楽しさと面白さが、さらにふくらみます。
「キャベツくん」が大型絵本になりました!

引用:文研出版

 

わたしのワンピース

空から落ちてきた真っ白い布で、うさぎさんがワンピースを作りました。それを着てお花畑を通るとワンピースは花模様に、雨が降ると水玉模様に…、次々と柄が変わります。日本を代表するファンタジー絵本。

引用:こぐま社

 

てぶくろ

動物がみんなで入って、手袋の中は満員!

おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?

引用:福音館書店

 

三びきやぎのがらがらどん

3匹のヤギとトロルの勝負の行方は……?

橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。いちばん大きくて強いヤギはトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?

引用:福音館書店

 

 

2.絵本に上限はない

 

 

もし、現在絵本を楽しめていないのであれば。

「対象年齢より低いもの」を選んであげると楽しめる場合があり、おススメしています。

 

絵本に「赤ちゃん絵本」「2歳から」などと対象年齢が書かれているものがあります。

そういう本は、5歳の子には「程度の低い」ものではありません。

 

良い絵本には上限はありません。

5歳の子が読んでも大人が読んでも問題はなく、楽しめるものです。

 

 

3.初めは文字数・ページ数の少ないものから

 

 

絵本が苦手な場合、選ぶ基準は、

・対象年齢より低いもの

・文字数・ページ数の少ないもの

です。

 

絵本が苦手なのは。

文字数・ページ数の多いものを選んでいるのが、原因の一つです。

 

楽しめるようになってきたら。

ほかの絵本も試してください。

 

 

4.「絵本は子どもが読むものではなく、大人が読んであげるもの」

 

 

福音館書店の松居 直(まつい ただし)さんの言葉です。

子どもが一人で読むよりも。大人が読んであげる方がずっとずっと楽しいものです。

 

特に、子どもが文字を読めるようになると。

今まで熱心に続けていた読み聞かせをやめてしまう方がいます。

 

これは、とてももったいないです。

 

子どもが自分で絵本を読めるようになっても。

幼児期は読むことに精一杯で。お話の空想の世界を十分楽しめません。

 

ぜひ読み聞かせは続けてください。

 

 

5.注意すること

 

 

子供がペラペラめくること

親が読み聞かせをしていても。

 

子どもがペラペラとページをめくってしまう場合があり。

 

「本に興味がないのでは」と。読み聞かせをあきらめてしまうことがあります。

 

ペラペラめくる時期はあるものです。

続けていると、聞けるようになるので。あきらめずに続けてください。

 

良い絵本を選んでください

絵本は非常に多くあります。その中の「良いもの」を選んでください。

どれでも良いわけではありません。

 

初めは幼稚園・保育園の先生や図書館の職員に聞いてください。

よい絵本を多く見ていると、自分でもその基準がわかってきます。

 

まず借りて、気に入ったら買う

「良い絵本」は高価です。

ですので。まずは借りて、親子ともに気に入ったものは購入を検討してください。

 

良い絵本は製本がしっかりしていて、内容もずっと長い期間楽しめます。

本の状態が良ければ下のお子さんが生まれても利用できます。

 

いいものを買って長く使うです。

 

 

6.まとめ:年少(3歳)おすすめ絵本

 

 

本記事では「入門期の絵本」を紹介しました。

名作は、まだまだたくさんあるので。これをきっかけに親子で楽しんでください。

 

本が好きになるきっかけは人により違いますが。

幼児期の「親の読み聞かせ」は大きなきっかけの一つです。

 

本が好きで読む習慣は、誰にでもあるわけではありません。

 

「本を読む習慣」さえあれば。将来、勉強する気になったら。

いつでもどこでも勉強が可能になります。

 

子どもには。生涯にわたり、無形の財産になります。

 

そのきっかけの一つが「親の読み聞かせ」になるかもしれません。

 

▶こちらの記事もご覧ください。

>>読み聞かせは、なぜいいのか

 

>>物語絵本はこちらをご覧ください

 

>>5歳のおすすめ絵本

 

>>読み聞かせの困りごと

 

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