「離乳食はや一歳ごろまでは何でも食べていたのに。
二歳ごろから食べなくなった。」
という話は。
僕が毎日行っている発達相談の中でもよく聞きます。
今まで食べていたのに。
なぜ食べなくなるのか?
このままでいいのか?
どう対処したらいいのか?
現役の発達相談員として。
多くの偏食相談と向き合ってきた僕が解説します。
【僕の簡単なプロフィール】
保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。
大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。
所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など
1.『急に食べなくなった2歳』原因と対処方法
初めに。
650万インプレッションの、以下のポストをご覧ください。
『1歳までは何でも食べていたが、徐々に野菜嫌いになり、2歳にはほとんどの野菜を拒否するようになった』
重要なので何度も書きますが。これは、幼児期には非常に多いケ一スです。
乳児期の味覚から成長したからこそ、「この味はイヤ」とはっきり感じられるようになります。ここからスタートです。↓— ひだ ゆう🍰発達相談員(幼児) (@Zteacher2017) October 27, 2023
『1歳までは何でも食べていたが、徐々に野菜嫌いになり、2歳にはほとんどの野菜を拒否するようになった』
重要なので何度も書きますが。これは、幼児期には非常に多いケ一スです。
乳児期の味覚から成長したからこそ、「この味はイヤ」とはっきり感じられるようになります。ここからスタートです。
その後、食の経験が広がる中で、また徐々に食べられるようになるので。『無理に』『早急に』食べさせようとすることは逆効果です(「これ美味しいよ」と自然に勧めることは構いません)。味覚の成長は、時間をかけてあげることが大切です。
— ひだ ゆう🍰発達相談員(幼児) (@Zteacher2017) October 27, 2023
その後、食の経験が広がる中で、また徐々に食べられるようになるので。『無理に』『早急に』食べさせようとすることは逆効果です(「これ美味しいよ」と自然に勧めることは構いません)。味覚の成長は、時間をかけてあげることが大切です。
乳幼児期の味覚は大人とは違います。味覚が成長段階なので。食べられない物が多いのは自然な姿です。特に苦味・酸味(つまり野菜類)には敏感に反応します。身体が毒物や腐敗物と感知し、命を維持するため摂取を避けるためです。食の経験が広がり、味覚が成長することで食べられる物は徐々に増えます。
— ひだ ゆう🍰発達相談員(幼児) (@Zteacher2017) October 27, 2023
乳幼児期の味覚は大人とは違います。味覚が成長段階なので。食べられない物が多いのは自然な姿です。特に苦味・酸味(つまり野菜類)には敏感に反応します。身体が毒物や腐敗物と感知し、命を維持するため摂取を避けるためです。食の経験が広がり、味覚が成長することで食べられる物は徐々に増えます。
2.『急に食べなくなった2歳』原因
乳児期のまだ未熟な味覚が。
少し成長していくことで。
特に酸味や苦味を拒否します。
酸味や苦味は腐敗や毒の味と身体が認識し。
命を守るためです。
つまり。
急に食べなくなったのは。
健康面に問題がなければ。
味覚が正常に成長している証拠でもあります。
3.『急に食べなくなった2歳』対処方法
イヤな味覚を、しかっりと感じ取れるように成長してきたので。
ここからスタートです。
ここから、食の経験を重ねることで。
さらに味覚は成長し。
徐々に食べられるものは増えます。
飽きずに食の経験を重ねるためには。
食の経験を「広げる」ことが重要です。
食の経験の広げ方
・家族が食べているところを見せる
・食事をイヤな時間にしない
・食事の雰囲気を変える
>自宅の食べる場所や食器を変える
>天気のいい日に公園で食べる
>親戚や友人の家での食事
>外食
・園の給食時間を楽しく
・苦手な物も皿に少しのせる
・調理の手伝い
・栽培や収穫経験
具体的なやり方を書いております。
4.まとめ:『急に食べなくなった2歳』原因と対処方法
乳児期には何でも食べていたのに。
急に食べなくなっても。
焦らないでください。
健康に問題がなければ。
味覚の成長の証拠です。
ここから。
徐々に食の経験を広げてください。
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