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【物語絵本】おすすめ4冊【年長(5歳)向け】

2022年2月12日

 

はじめに:物語絵本とは(特徴)

 

 

この記事で紹介する『物語絵本』とは、『一般の絵本』と比べ。

「ページ数が多く」「文章が多く」「絵が少ない」「年長児向け」のものとします。

 

おすすめしたい『一般の絵本』は、非常に多く。このブログ記事内では収まりませんが。

『物語絵本』は、ある程度数は限られるのではないかと僕は考えます。

元保育者で現発達相談員の僕が、実際に読み聞かせ。

自信をもっておすすめする物語絵本』を厳選して紹介します。

 

【僕の簡単なプロフィール】

保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。

大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。

学校図書館司書教諭の資格をもち、保育者時代は園の絵本コーナーの管理もしていました。

所持資格:学校図書館司書教諭、絵本児童文学研究センター基礎講座(通信)修了、公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など

詳しいプロフィールはこちら

 

 

1.【物語絵本】おすすめ4冊【年長(5歳)向け】

 

 

おすすめ順に紹介します。

①エルマーのぼうけん 福音館書店

②いやいやえん 福音館書店

③おしいれのぼうけん 童心社

④ダンプえんちょうやっつけた 童心社

 

普段絵本を楽しんでいる年長児であればどの子も楽しめます。

4冊全て有名・人気なので、図書館等で借りられます。

 

 

2.おすすめ物語絵本の特徴

 

 

①エルマーのぼうけん

 

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ) [ ルース・スタイルス・ガネット ]

価格:1320円
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感想(180件)

 

【あらすじ】

年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。

どうぶつ島では恐ろしい動物たちが待ちうけていました。エルマーは、出発前にリュックにつめた輪ゴムやチューインガム、歯ブラシをつかって、次々と動物たちをやりこめていきます。

エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?

福音館書店HPより抜粋引用

 

僕が保育者時代、どの子どもたちに読んでも非常に人気があり、購入する方も多かったです。

自信をもっておすすめします。

 

なお、このシリーズ本も出ています。

エルマーのぼうけんセット (世界傑作童話シリーズ) [ ルース・スタイルス・ガネット ]

価格:3960円
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感想(107件)

 

②いやいやえん

 

いやいやえん (福音館創作童話シリーズ) [ 中川李枝子 ]

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感想(131件)

【あらすじ】

元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児・しげるが主人公のお話集。

しげるがなんでもいやだ、いやだと駄々をこねて、「いやいやえん」に連れてこられる話、しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかける話など、全部で7つのお話がはいっています。

1962年に出版されて以来、多くの子どもたちを夢中にさせた童話の傑作。

福音館書店HPより抜粋引用

 

7つのお話の短編集ですので読みやすく。

物語絵本が初めての子には適しています。

 

保育園が舞台なので、子供には親しみやすい内容です。

 

③おしいれのぼうけん

 

おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ) [ 古田 足日 ]

価格:1430円
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感想(155件)

【あらすじ】

お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。

そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。

ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。

1974年の刊行。累計230万部を超えるロングセラー絵本。

童心社HPより抜粋引用

 

1974年刊行のロングセラーということで、長く子どもに読み継がれています。

それだけ子どもに支持されているということです。

 

④ダンプえんちょうやっつけた

 

ダンプえんちょうやっつけた (絵本・ぼくたちこどもだ) [ 古田 足日 ]

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感想(6件)

【あらすじ】

ある町のまん中にわらしこ保育園があります。体の大きな園長先生は、こどもたちからダンプえんちょうと呼ばれています。わらしこ保育園の年長クラスくじら組は全部で9人。

「町中が、わらしこの運動場だよ」
神社の石段はすべりだい、じぞう山の太い木のつるは、ブランコです。

ある日、ダンプえんちょうとひなた山にやってきたくじら組の9人は、ほら穴をみつけて、海賊ごっこをはじめます。

海賊になったこどもたち9人は、正義の味方ダンプ丸に、宝物をかけていどみますが……。

童心社HPより抜粋引用

「おしいれのぼうけん」に続く、同じ作者のシリーズ第2作です。

実在の保育園をもとにしたお話なので、子どもには親しみがもてます。

 

 

ほかに

・おおきなおおきなおいも 福音館書店

・くまの子ウーフ ポプラ社

・たんたのたんけん 学研

・ロボット・カミイ 福音館書店

これらも、子どもに長く人気の物語絵本です。

 

 

3.物語絵本はいつから?

 

 

年長後期が一つの目安

『年長の後期から』(夏~秋以降)を目安に、と僕は考えます。

 

物語絵本は絵が少なく、文字が多いため集中して聞くのは簡単ではありません。

絵本をしっかり楽しめるようになってから読んであげた方が、効果的と思います。

 

読む時期は重要です

紹介した本は、どれも名作で子どもは楽しめる内容ですが。

読む時期のタイミングを間違え、楽しめないと「物語絵本は楽しくない」という印象をもつかもしれません。

 

与える時期を「急ぎすぎない」ことがポイントです。

 

 

4.物語絵本の読み方

 

 

子どもが「もう少し聞きたい!」位の長さで終了するのがポイントです。

続きは翌日にします。

 

絵の多い絵本に慣れている子どもには。文章の多い物語絵本は集中しづらいです。

特に初めのうちは、一回の読み聞かせ時間が長くなりすぎないことが重要です。

 

「話の続きを楽しみに待つ」経験は大切で。

待っている時間で話のイメージが膨らみ、想像性を伸ばします。

 

>>絵本の一般的なお話はこちらをご覧ください。

 

 

5.まとめ:【物語絵本】おすすめ4冊【年長(5歳)向け】

 

 

ここで、紹介した物語絵本は、どれもロングセラーの名作です。

僕も保育者時代に何度も読み聞かせをしました。

 

与える時期・タイミングさえ間違わなければ、どの子も楽しめます。

 

図書館等、借りられる場所にはあると思いますので、まずは借りて読んでみて下さい。

そして、楽しめたら購入も考えてもいいかもしれません。

 

良い本は何度も繰り返し楽しめます。

 

▶こちらの記事もご覧ください。

>>【3歳】おすすめ絵本

 

>>【5歳】おすすめ絵本

 

>>大人向けクリスマス絵本のおすすめ

 

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