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幼稚園(認定こども園)の選び方

2022年4月3日

 

幼稚園選びの相談
『いわゆる「お勉強系の園」と「のびのび遊ぶ系の園」で迷います』

どちらも巡回で訪問していますが。
この二択だけでは、就学や将来の発達に差が出るとは僕は思いません。親子がお好きな方をと。
ただし、どちらを選んでも。子が楽しく園生活を送れるかは、割と大事かなと思います

 

幼稚園や認定こども園を選ぶ際、どのように考えて選ぶといいのか迷いますよね。

元保育者・現発達相談員の僕が、多くの園を見てきた経験から選び方を解説します。

 

 

1.幼稚園(認定こども園)の選び方

 

 

優先順に並べると、以下です。

①保育内容が親子に合う

②職員と保護者との相性

③自宅から近い

④園バスの有無

⑤給食設備

⑥特別支援教育(保育)への対応

 

 

①保育内容が親子に合う

幼児教育(保育)は、小学校以上の義務教育に比べるとその内容は多彩です。

まずは、「どんな保育内容を経験させたいか」「その内容は子どもに無理がないか」を考えることは大切です。

 

そして、何より大事なのは「子どもが毎日楽しく通えるか」です。幼稚園・保育園は、ガマンして勉強する場でありません。

 

毎日楽しく通いながら先生や友達と存分に遊び。幼児期にふさわしい様々な経験をする場であり。その結果として様々なことを学び身につけます。

ホームページ等でその内容を調べることも可能ですが、実際に親子で見学を勧めます。

 

>>幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿(幼稚園・保育園・認定こども園共通)

 

②職員と保護者との相性

幼児は、園での出来事を自分でうまく伝えられないことがあります。

なので、心配な時に親が園の様子を「気がねなく」聞けると非常に安心です。

 

また、子どものしつけや発達等、そのつど園と話し合いながら園と家庭とで一緒に子育てできるのは理想です。

その為にも。園の職員を信頼し、何でも話せそうな相性は大切です。

 

③自宅から近い

園バスを利用し、自宅が遠いと登園時間が10時頃になる場合があります。

自宅が近いと、すぐに園に行けたり、登園に負担が少なかったりするので。午前中の貴重な時間を長く思い切り遊ぶことができます。

 

また、幼児期は急に体調が悪くなったり、感染症にかかりやすかったりする時期です。

まだ行動の調整がうまくできず、ケガもあるかもしれません。そんな時に、すぐに園に迎えに行けるのは便利です。

 

降園後にも遊べる友達が

自宅から近い園だと。降園後に一緒に遊べる友達が近所に多くいる可能性もあります。

 

④園バスの有無

送迎手段でバスがあると便利です。

また、園バスがあると。保育中に少し離れた公園に遊びに行けるなど、遊びの範囲が広がる場合があります。

 

園に必須なものだとは思いませんが、それぞれの都合に合わせて考えるといいですね。

 

⑤給食設備

認可保育園や幼保連携型認定こども園では必須ですが。給食設備がなく、外部の給食サービス(配達)を利用している幼稚園もあります。

 

個人的には、どちらでもいいのではと思っていますが。できたての食事にこだわる方は選ばれるといいかもしれません。

 

偏食でお悩みの方はこちらをご覧ください。

>>二歳の偏食原因【食べない理由があります】

 

⑥特別支援教育(保育)への対応

⑥にしましたが。かなり重要です。

特別な教育的支援を必要としている子にはもちろんですが。必要としていない場合も大切な観点。

 

特別支援教育(保育)は、「丁寧な保育」であり。全ての子に有効な方法だからです。

つまり、特別支援教育(保育)を大切にしているとは、全ての子を大切にしていると思っています。

 

 

2.幼稚園選びの注意点

 

 

事前の幼稚園見学はお勧めします

入園手続き締め切りギリギリで引っ越してきたため。見学せずに入園を決め「イメージしていた園と違い、がっかり」という話もたまに聞きます。

 

可能であれば親子での見学は是非お勧めします。

もし事情で出来ない場合には、他のご家族や友人等に代わりにお願いすることも検討してみてはいかがでしょうか。

 

プレ幼稚園の参加

僕の地域でほとんどの園でプレ幼稚園を開催しています。

幼稚園は正式には3歳からの入園ですが、その一年前の2歳から親子で週1~2回通う教室です。

 

そして、そのプレ幼稚園に参加していることが正式な3歳からの入園条件になる場合があります。

その場合、プレ幼稚園入園段階(2歳)から園選びを進めていく必要があります。

 

入園方法を早い段階から事前に確認しておくと安心です。

 

抽選での選抜の場合

入園希望者が定員より多かった場合。抽選で決める場合があります。

抽選に外れる可能性もあるので。事前から第2希望の園も決めておくと安心です。

 

 

3.「お勉強系の園」と「のびのび遊ぶ系の園」とでは発達に差がでるのか?

 

 

この二択だけでは、出ません。

ただし、どちらを選んでも。その園で「楽しく生活を送れているか、どうか」で差が出るかも知れません。

 

幼児期は楽しく生活する中で、様々なことを学び、身につけていくからです。いやいやガマンして学び身につけることはできません。

 

ですから、その子に合った、楽しく生活を送れそうな園を選ぶことは重要です。

 

【注意】

『楽しく』とは好き放題ではありません。「友達と楽しく遊び、活動に楽しく参加すること」です。

 

友達と楽しく遊ぶためには、物の貸し借りや順番などの社会的ルールや相手の気持ちを察する状況判断などが必要です。

活動に楽しく参加するためには、理解力、集中力、体力、運動能力、手先の器用さ、その場面の状況判断などが必要です。

 

 

4.「認定こども園」とは何か?

 

 

簡単に言うと。保育園と幼稚園を一緒にした施設です。

「保育園の子」と「幼稚園の子」が同じクラスで一緒に生活し。14時頃に「幼稚園の子」は帰り、「保育園の子」はその後も遊びます。

大まかなイメージとして、こんな感じです。

 

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 

 

5.幼稚園と保育園では、教育内容に違いがあるのか?

 

 

国の指針としては違いはありません。

 

○ 特に3歳以上児の教育的機能に関しては、保育所保育指針は、幼稚園教育要領との整合性を図りながら規定されている。

文部科学省 幼稚園教育要領と保育所保育指針の関係

保育所保育指針→ 厚生労働省の保育所保育の指針

幼稚園教育要領→ 文部科学省の幼稚園教育の指針

 

整合性とは、物事言動矛盾がなく、整っていることを意味する言葉である。

weblio辞書

 

国から出ている指針は、幼稚園と保育園の整合性を図り作られていますが。国の指針を基に、各園がどう取り組んでいるかには違いがあります。

それは、幼稚園同士でも同じです。

 

 

6.まとめ:幼稚園(認定こども園)の選び方

 

 

気になった園は、親子で見学し検討するのが理想です。

僕の地域では、入園前の2歳からプレ幼稚園を開催している所が多いので。希望の園がある場合には、プレ幼稚園への参加も検討されるといいです。

 

僕の地域では、プレ幼稚園に参加している方が優先的に入園を認められる場合もあるので。事前に確認しておくと安心できますね。

 

新入園時期の親の不安の解消にはこちらの記事を。

 

 

 

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