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【幼児】「おもちゃの貸し借りができない」対応方法

2021年10月3日

 

幼児発達相談
『園で、友達と遊具の貸し借りが出来ない』

「自宅で、親子で遊ぶ時、貸し借りしてますか?」と聞くと。ほとんどの方はやっていない。
親に遊具を貸せないなら、子供同士はもっとムリ。

親子で貸し借りをする場合。子の一番好きな物ではなく、貸してくれそうな物を選ぶのがポイント。

 

幼児の集団生活で困る大きな原因の一つ。「おもちゃを貸せない」があります。

今回は「貸し借り」の対応方法をお伝えします。

 

 

1.【幼児】「おもちゃの貸し借りができない」対応方法

 

 

方法は下記二つです。

①親と一緒に遊ぶ時に「貸し借り」をする

②ほかの子と一緒に遊んでいるときに、大人が仲立ちする

それぞれ解説しますね。

 

①親と一緒に遊ぶ時におもちゃの「貸し借り」をする

家庭で親子で遊ぶとき。親子でおもちゃの「貸し借り」をする人はあまりいません。

ほぼ全員が子どもが使いたいように、子どもにまかせています。

家庭は、安心してリラックスる場なので。基本はそれでいいです。しかし、「貸し借りを身に付けさせたい」と考えているなら。家庭でも少しだけやってみるといいかもしれません。

一緒に遊ぶ親におもちゃを貸せないなら、子ども同士は無理です。難易度の低い親から始めるのが効果的と考えます。

そして、親に貸してくれたら、十分ほめてあげることが大切です。

 

貸してもらう物の選び方

子どもが 一番好きな物ではなく、二番目三番目に好きな物を選ぶと子どもは貸しやすくなります。

また、今使っている物ではなく、使っていない物の方が貸しやすいです。

子どもが貸しやすいものを選んで、「貸して」というのがポイントです。

 

「貸してくれて嬉しい」と伝え、ほめる

子どもが貸してくれたら。「貸してくれて、ママ(パパ)うれしい」と伝え、ほめてあげてください。

子どもは、貸してあげるとその人は「嬉しい」ということが分かります。

幼児期はまだ自己中心性が強く、他者の気持ちに気付くことは簡単ではありません。

 

親から先に貸してあげる

親子の遊びの中で。親から先に「これ○○ちゃんにも貸してあげるね」と言って、子どもに使っているおもちゃを貸してあげます。

親が貸し借りのモデルとなり、子どもは真似することができます。

 

 

②ほかの子と一緒に遊んでいるときに、大人が「貸し借り」の仲立ちする

親とある程度貸し借りができるようになっても、子ども同士の場面や、家庭以外の場では難しいと思います。

可能であれば大人が一緒に遊びながらそのやり方を教えてあげることは大切です。

・幼児期はまだ相手の気持ちに気付きにくいです。相手の「貸してほしい気持ち」を親から伝えて下さい

→「これで遊ぶと楽しいでしょ。○○ちゃんもこれで遊びたいんだよ」

 

・今使っている物を貸せないなら、別の物を貸すようにうながしてみては

→貸してくれそうな物(あまり使っていない物)を選ぶのがポイントです

 

・公共のおもちゃや遊具を長時間使っているならそのことを具体的に説明する

→「このすべり台は皆で遊ぶものだよ。ほかの子にも貸してあげようね」

 

・「あと何回使ったら(遊んだら)貸してあげようね」「あと10数えたら貸してあげようね」

→「事前に」「具体的に」見通しをもたせることで気持ちを切り替えられる場合があります

 

 

2.「貸し借り」の注意点

 

 

「貸して」→「いいよ」ではありません

貸し借りで大切は。条件反射的に「貸して」と言われたら「いいよ」と言い、貸すことではありません。

使い始めたばかりなら、「今使っているから、後で貸してあげるね」と”自分で判断し伝えられること”が貸し借りの自立です。

 

貸すことを強要しすぎない

「友達に貸すことが大切」と強調しすぎると、常に貸すことばかりを考えてしまいます。

そうではなく、状況に応じて貸したり借りたりすることが大事なので。うまくその場の状況判断が出来ない場合には、周囲の大人が仲立ちする必要があります。

 

家庭では、やり過ぎに注意

幼児期はまだ、貸し借りの意識が薄い場合があります。家庭で親と遊ぶ際に貸し借りを経験していくことは有効ですが。やり過ぎるとストレスになるので十分注意してください。

家庭はリラックスする場です。親と遊ぶ場合には、基本は本人のやりたいようにやらせ、「少しだけ」貸し借りの経験ができると良いと思います。

 

 

3.まとめ

 

 

「公園でほかの子と同じ場で遊ぶ」、「幼稚園・保育園に入園」というとき。集団で遊ぶ場面で、「貸し借り」や「順番」が苦手だとトラブルになる場合があります。

繰り返し経験する中で徐々に身に付きますので。大人が一緒に遊びながら見守り。

子どもが「(貸し借りが)できた!」→大人が「ほめる」、の繰り返しの中で身に着けていくことが大切です。

 

 

 

 

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