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子供が朝食を食べない対処法【発達相談員が解説】

 

子供の朝食は重要です。

できれば食べて欲しいですが。

食べたがらない子も少なくありません。

 

子供が朝食を食べないときの対処法を。

現役の発達相談員の僕が解説します。

 

【僕の簡単なプロフィール】

保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。

大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。

所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など

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1.子供が朝食を食べない対処法

 

 

朝食はできれば、食べて欲しいので。

まずは、「少しでも食べられ物」からです。

 

以下の優先順位で進めてください。

 

①好きなものを少量食べる

②好きなものを適量食べる

③好きな物+タンパク質を食べる

 

この「好きなもの」は、理想にとらわれすぎず。

 

例えば、「菓子パンなら食べる」なら。

それでもOKにします。

 

以下のポストで解説しています。

 

『子供の朝食に「菓子パン」は悪じゃない!“おにぎりだから安心”では決してない』との昨日のヤフー記事。

主食を何にするかより、「タンパク質」を朝ご飯で摂取できているかが重要との主張。

理由→①朝食で摂ったタンパク質が最も筋肉になりやすい②タンパク質が気分•情緒の安定の可能性

とのこと

 

主食の「菓子パン」は、賛否があるかもですが。

筆者の主張する、『朝食のタンパク質摂取の大切さ』は、僕も興味をもちました。発達相談の中で、「朝食を摂ることで行動が落ち着いた」という話はよく聞きます。それがタンパク質摂取とどう関係しているかは、今後も勉強していきたいところです。

 

主食を何にするか?ではなく、

「タンパク質を摂取しやすい主食のスタイルは何なのか?」

を点検することは有意義、という意見です。

 

つまり、主食にとらわれすぎず。

タンパク質摂取を考えるということです。

 

 

2.朝食のタンパク質が重要な理由

 

 

朝食のタンパク質摂取には以下の利点があります。

 

・現代日本人はタンパク質不足である

現代人のタンパク質摂取は戦後間もない1950年代と同水準までに減少

(厚生労働省調査)

・三食の中で、朝食でのタンパク質が最も筋肉になりやすい

(早稲田大学HPリリース「タンパク質摂取時間と筋量増加の関係」より)

・タンパク質が情緒の安定との可能性

・空腹ホルモン(食欲ホルモン)の分泌が抑えられる

(引用・参考文献:「医師が教える子どもの食事50」ダイヤモンド社 伊藤明子著)

 

僕の経験からも。

「朝食を食べることで子どもの行動が落ち着いた」

という例は多く見たり、聞いたりしています。

 

 

3.タンパク質メニュー例

 

 

>>子どもが喜ぶごはんのポイントとタンパク質の摂れるレシピを紹介

 

>>子供の朝ごはんでタンパク質がとれる食べ物メニュー例

 

>>タンパク質幼児食

 

4.まとめ:子供が朝食を食べない対処法

 

 

子供が朝食を食べたがらないとき。

『主食を理想にこだわりすぎない』ことが大切です。

 

まず、いま食べられる物を主食にして。

 

可能であれば。

そこにタンパク質を加えられると理想的です。

 

▶こちらの記事もご覧ください。

>>子供の偏食の原因

 

>>偏食の治し方

 

>>子供のスプーンの持ち方と練習方法

 

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