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子ども(幼児)のほめ方【簡単3つのコツ】

 

子どもをほめることは簡単ではありません。

しかる方が、ずっとずっと簡単です。

 

これは、親であればどなたも同じです。

あなただけではありません。

 

ですので。「いつも叱ってばかり」と落ち込む必要はありません。

 

夜、子どもが寝たあと。

「今日は叱ることが少し多くなってしましったな」

「明日はほめてあげよう」と思ったとき。

 

コツさえわかれば、簡単にほめることはでき。

誰でも必ず、すぐにできます。

 

 

本記事では、毎日幼稚園・保育園を訪問している僕が。

ペアレントトレーニングを参考にして。

幼児期の子どもの、今すぐできる簡単なほめ方を紹介します。

 

ペアレントトレーニングについて

 

 

1.子ども(幼児)のほめ方【簡単3つのコツ】

 

 

3つのコツは以下です。

・すでに、できていることをほめる

・ほめのハードルをさげる

・少しできたらほめる

 

それぞれ解説します。

 

すでに、できていることをほめる

外出から自宅に戻り。

「帽子や上着を所定の場所にかける」「手を洗う」「手をタオルでふく」など。

「今すでにできていること」がありますよね。

 

その「今すでにできていること」をほめてください。

すでにできていることですから、すぐにほめられますよね。

 

できていることでも。

ほめられると子ども(幼児)はよろこびます。

 

「今までできなかった、新しくできたことしかほめてはダメ」

そんな決まりはありません。

 

ほめのハードルをさげる

「簡単なこと」ができたらほめます。

 

簡単なこととは、例えば。

「これ、ゴミ箱にすててね」

「ティッシュをとってね」

「スプーンを机においてね」

などです。

 

簡単なことでもほめてもいいし。

子どもはうれしいものです。

 

「少しむずかしいことをできたときしかほめてはダメ」

そんな決まりはありません。

 

少しできたらほめる

ペアレントトレーニングでは「25%ルール」と言われています。

 

例えばブロックを片付けるとき。

「全部でなくても、25%(四分の一)片づけた時点でほめる」ということです。

 

25%にこだわらず。

1%でも、少し片づけられたらどんどんほめてください。

ほめることで、子どもは続けてどんどん片づけようとします。

 

「全部できないと、ほめてはダメ」

そんな決まりはありません。

 

 

2.子どもをほめる【3つの誤解】

 

 

子どもをほめるときに3つの誤解があります。

 

・「今までできなかった新しいことをできたとき」にしかほめてはいけない

・「むずかしいことをできたとき」にしかほめてはいけない

・「全部できたとき」にしかほめてはいけない

 

これらの誤解は、誰かに言われたわけではなく。

いつのまにか自分で決め、思い込んでいることです。

 

でも、そんな決まりはどこにもありません。

 

 

3.ほめすぎはよくないのか?

 

 

「子どもをほめすぎると調子にのる」「ほめられるためだけにやろうとする」。

だから、「ほめすぎるのは良くない」などという意見をたまに聞きます。

 

本当でしょうか?

僕はそう思いません。

 

できれば「叱りすぎない方が良い」ことは、しばしば聞きますが。

 

「ほめすぎない方が良い」という論文や研究結果は見たことがありませんし。

「ほめすぎて子どもがダメになった」という実際の事例も、見たこと・聞いたことは一度もありません。

 

そもそも、ほめることはむずかしく。

子どもがダメになるほど、ほめ続けられないのではないでしょうか。

 

特に幼児期の子どもは、「親や先生にほめられたい」と強く思っていて。

気持ちに余裕があり、ほめられるときには。どんどんほめてあげることは大切なことです。

 

 

4.まとめ:子ども(幼児)のほめ方

 

 

幼児期の子どもをほめるコツは以下3つです。

 

・今できていることをほめる

・ほめのハードルをさげる

・少しできたらほめる

 

このコツは幼児期~小学校低学年に有効な方法です。

 

小学校中学年以上になると。

これらのことをほめても、子どもの心にひびかなくなってきます。

ですから、やるなら幼児期の今です。

 

ほめることはむずかしく。気持ちに余裕がないとできません。

このやり方なら「誰でも、いつでも、どこでも」できます。

 

今から。できるときには、すかさずほめてみませんか。

 

 

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