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【幼児】発達相談は、どこに行ったらいいのか?

2022年11月19日

 

「言葉が遅いかな?」「落ち着きがないな」など。

子どもの発達面で心配があったとき。

 

どこに相談に行ったらいいのでしょう。

 

「発達相談はどこに行ったらいいのか?」

「行ったら、どんなことをするのか?」

現役の発達相談員である僕がお答えします。

 

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1.【幼児】発達相談は、どこに行ったらいいのか?

 

 

乳幼児健診を行っている、お住まいの地域の保健センター(保健所)に電話をして。

今心配していることを伝えて下さい。

 

地域により、心配事の適切な相談場所は違います。

なので、地域の保健センター(保健所)で聞くことをすすめます。

 

僕の地域を例にすると、

・保健センターでそのまま相談(電話か訪問して)

(保健師、心理士、管理栄養士がいます)

・発達支援センター

(医師、心理士、言語聴覚士、作業療法士、保育士がいます)

・教育委員会にある相談室

・保育所や幼稚園で行っている地域の方対象の子育て相談

・ことばの教室

(僕の地域では小学校に設置されていますが、地域により独立した施設の場合もあります

・言語聴覚士のいる耳鼻科

・小児科や児童精神科

 

電話でも相談できる場合には。

少し話してみて、良さそうなら訪問しての相談(来所)も考えてもいいかも知れません。

 

言語聴覚士とは

ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。

日本言語聴覚士協会より引用

言葉と聞こえの国家資格を持った専門の先生です。

 

作業療法士とは

「基本的な動作能力」から、「応用的動作能力」、「社会の中に適応する能力」まで、3つの能力を維持・改善し、「その人らしい」生活の獲得を目標とします。

日本作業療法士協会より抜粋引用

身体全体や手先の運動の国家資格をもった専門の先生です。

 

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2.発達相談で聞かれること

 

 

相談員により違いはありますが。僕の場合でお答えします。

 

※「答えたくないことは答えなくて構いません」

「僕は心理師(士)なので、医学的な診断はいたしません」

と初めにお伝えします。

 

・今現在、心配していること、気になっていること

・それはいつ頃からか気になりだしたか

・ほかの場所では相談しているか

・ほかの相談場所ではどのような話だったか

・妊娠時、出産時の様子

・出産時に耳の聞こえの検査はしたか(言葉の相談の場合)

・乳幼児健診(1,6歳、3歳)の結果

・子どもの病院の通院歴(相談内容に関する病院)

・幼稚園(保育園)での様子

・この相談で知りたいことは何か

 

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3.発達相談で何をするのか

 

 

僕の場合でお答えします。

 

一般的なこと

 

※医師以外の相談員は、医学的な診断はしませんが。

人によっては、診断らしき言葉を使うことがあるかも知れません。

心配な場合には、事前に「診断は必要ありません」と伝えておくといいです。

 

・遊びや会話の様子を見ながら子どもの発達の状況を見ます

・必要に応じ、保護者の同意があれば発達検査や知能検査をする場合があります。

・相談時間は90分(僕の地域の場合)

 

発達検査とは

発達検査は、発達全般、および認知、言語・社会性、運動などの子どもの状況を客観的に測定する検査です。

子どもの「広い範囲の発達」を対象とした検査ということです。

 

<発達検査例>

・新版K式発達検査

・KIDS乳幼児発達スケール

・遠城寺式乳幼児分析的発達検査法

どれも保護者が子どもの状況をチェック項目に沿って記入します。

 

知能検査とは

知能検査とは、主に物事の理解、知識、課題を解決する力といった、認知能力を測定するための心理検査の一つです。

子どもの広い範囲の発達の中の「認知能力」を対象にした検査ということです。

 

<知能検査例>

・田中ビネー知能検査

・WPPSI(ウイプシー)

・WISC(ウイスク)

・K-ABC

検査者と子どもとで一対一で行います。

 

 

4.事前に準備し、相談当日持参した方がいいもの

 

 

・子どもの気になる様子をまとめておく

(いつ頃から気になっているか、現在の様子)

・当日、何をききたいかまとめておく

(自宅での対応方法、園での対応方法、専門病院の情報、他の相談機関)

・母子手帳

・当日子どもが検査を受ける場合には。「今日はクイズをするよ」と事前に伝えてもらうようにお願いしています。

・「成長の記録」(6歳以降の母子手帳みたいなもの)があれば、持参する

・言葉の遅れが気になる場合には、言葉の状況のメモ(どんな言葉を話せるか)

・子どもが描いた絵や作った物(可能なら)

・上靴(必要があれば)

 

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まとめ:【幼児】発達相談は、どこに行ったらいいのか?

 

 

子どもの心配事により、適切な相談場所は地域によっても違うので。

まずは、地域の保健センター(保健所)に電話をして確認するのがいいと思います。

 

初めての場は親子ともに緊張するかもしれませんが。

専門家に相談し、正しい情報を知ることで不安が軽くなることは多いです。

 

「親の安心」は子どもの成長にも良い影響を与えます。

 

 

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