通常学級入学で心配があったり、
特別支援学級と迷っていたりする場合は。
学校見学をお勧めしています。
実際に学校の様子を見ることで、具体的なイメージをもつことができるからです。
では、その学校見学には、いつから行くといいのでしょうか?
現在、政令指定都市で就学相談を担当している僕が。
小学校見学にいつから行くといいのか、解説します。
【僕の簡単なプロフィール】
保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。
大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。
現在、地域の発達相談・保育園巡回のほか。地域の子の小学校入学に向けた相談(就学相談)も担当しています。
所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など
1.小学校見学はいつから?
年長組になってからの。
6月をお勧めしています。
4月・5月はまだ学校生活に慣れていないことと。
7月になるとプール学習が本格化するためです。
もちろん、都合が悪い場合は、
その前や後でも構いません。学校と相談してください。
※見学の最適時期は地域によっても異なるので。
地域の教育委員会等に必ず確認してください。
2.見学する授業のタイプ
大きくは二つに分けられます。
〇体育館やプレイルーム(広めの教室)で体を動かしながら行う授業
(体育や音楽など)
〇机に座って行う授業
(国語や算数など)
見たいタイプがあれば、希望を事前に学校に伝えておくといいです。
3.見学回数
一回の見学で就学する学級を決められない場合。
複数回見学する方もいます。
学校の都合もあるので、学校と相談してみてください。
4.見学の手順
見学の手順は以下です。
①小学校に電話をして見学日時の予約をする
②小学校への質問事項をまとめる
③服装や持ち物を準備する
④見学
5.まとめ:小学校見学はいつから?
就学の準備は。
①早めに教育相談を始めて、
②時間をかけてじっくり考え、
③決める。
が正解です。
①の教育相談は、お住まいの地域の教育委員会が主催のものを受けてください。
お知り合いの情報や、ネットの情報は責任がもてません。
早めに準備を進めることで、余裕をもってしっかりと考えていけます。
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