幼児の"習い事"の相談
『楽しく通える場』『早く行きたい!』という所なら良いのでは。と答える事が多いです。習い事に限らず。幼児期は『楽しく取り組める』が、重要。楽しく取り組む中で、色々なことを身に付けていくと思っています。
『将来の為に、今は我慢して頑張る』は幼児には難しいのでは。— ひだ ゆう🍰発達相談員(幼児) (@Zteacher2017) February 21, 2021
幼児の"習い事"の相談
『楽しく通える場』『早く行きたい!』という所なら良いのでは。と答える事が多いです。
習い事に限らず。幼児期は『楽しく取り組める』が、重要。楽しく取り組む中で、色々なことを身に付けていくと思っています。
『将来の為に、今は我慢して頑張る』は幼児には難しいのでは。
周囲の子が習い事をしていると。
「うちの子も通わせた方がいいのか?」と気になることがあるかもしれません。
幼稚園や保育園に行っているけど。
「習い事は必要なのか?」
「小学校入学に向けて何か習い事をした方がいいのか?」
こんな思いになるかもしれません。
元・保育者で、現・発達相談員の僕が。
幼児期の習い事についてお答えします。
記事の内容
1.【子ども(幼児)】習い事は必要か?
幼稚園や保育所などに通っていて。
将来、特別な専門職(音楽家やスポーツ選手など)にさせたい、ということでなければ。
習い事は「しても、しなくても、どちらでもいいのでは」が僕の考えです。
幼稚園や保育所では、発達に必要な保育内容を計画的に行われているからです。
習い事をさせることで、その後の小学校生活がスムーズになるとは僕は思いません。
いま通っている幼稚園・保育所生活を充実させることこそが、まずは大切と考えます。
2.子ども(幼児)の習い事の選び方
習い事は「しても、しなくても、どちらでもいいのでは」が僕の考えですが。
もしさせるなら、
子ども(幼児)が「楽しく通えるもの」を選ぶことです。
大人は将来の目標のために、今が苦しくてもがんばれます。
例えば、どうしても必要な資格試験があり。
いま勉強がイヤでも。
将来のためにがんばろうという気持ちになれますよね。
でも、子ども(幼児)は違います。
幼児期の子どもの意識は、いま現在にあり。
今がイヤならがんばれません。
先を見通した考えが幼児は苦手なのです。
子ども(幼児)は、楽しい遊びや活動の中でいろいろなことを身につけます。
イヤイヤ通っていても身につきません。
3.子ども(幼児)の習い事のランキングTOP10
習い事のランキングはいろいろあります。
どのランキングが正解ということはなく。
ランキング上位の習い事をオススメする訳ではありません。
あくまで、参考の一例として。
「ララボ習い事マガジン」によるランキングを紹介します。
1位:水泳
2位:音楽教室(ピアノなど)
3位:英語教室
4位:体操教室
5位:通信教育
6位:学習塾・幼児教室
7位:ダンス
8位:サッカー・フットサル
9位:武道(柔道・空手・剣道)
10位:習字
僕の地域でも経験上、このような傾向で習い事を選ぶ方は多いと思います。
繰り返しますが。
ランキング上位が幼児期のオススメということではありません。
もし、習い事をするのであれば。
それぞれの子どもの興味に応じて選ぶと良いと思います。
4.子ども(幼児)の習い事はいつから(何歳から)か?
習い事の種類や目的にもよりますが。
幼稚園・保育園の「年少組の年齢」からが適しているのではと考えます。
幼稚園でも保育園でも。
年少組から「集団での教育的な活動」を楽しめるようになるからです。
5.習い事に「行きたくない」「やめたい」と嫌がったら
習い事の種類や目的にもよりますが。
一時的なことかもしれないので少し続けてみて。
変わらず嫌がるようなら、やめてもいいのではと僕は考えます。
イヤイヤ通わせても身につくことは少なく。
逆効果になることもありえるからです。
6.まとめ:【子ども(幼児)】習い事は必要か?
幼児期の習い事は「しても、しなくても、どちらでもいいのでは」が僕の考えで。
もしさせるなら、
子ども(幼児)が「楽しく通えるもの」を選ぶことです。
習い事に限らず、幼児期は。
「いまがイヤでも、将来のためにガマンしてがんばる」
という気持ちになれません。
そこが大人と幼児期の子どもの違うところです。
「幼児期の気持ち」を知って習い事を選ぶことが大切です。