幼児期の「指しゃぶり」や「つめかみ」。
つめを噛み過ぎて、深づめ状態になっていたり。
歯並びに影響が出ないかなど、心配される方は多いです。
本記事では、「幼児期の指しゃぶり・つめかみのやめさせ方」
の疑問にお答えします。
記事の内容
1.【子ども】指しゃぶり・つめかみ【やめさせ方】
指しゃぶり・つめかみを治す方法
・好きな遊びに誘う
・好きな遊びで一緒に遊ぶ
・手をつないであげる
・お気に入りのキャラクターなどが描かれたバンソウコウを指に貼る
・きれいなマニュキアを塗る
好きな遊びが見つからなければ、絵本の読み聞かせはいかがですか
指しゃぶり・つめかみを「していないときに褒める」も有効です
ほかに。
・舐めると辛い指しゃぶり対策用のマニュキアを塗る(ネットや小児歯科で買える場合があるようです)
という方法もありますが。
教育的に勧められるかどうか疑問ですので、それぞれのご判断でどうぞ。
子どもにストレスがありそうなとき
子どもに、もしストレスがあるようなら、そこに対処し。
根本原因を解決することが大切です。
2.指しゃぶり・つめかみの原因
ストレス?
もし、ストレスと考えられような事があるのなら。
まずはそこに対処することが大切です。
しかし、僕の発達相談では。特別な原因や理由はなく、眠たい時やテレビ・動画を見ているときなど。
「暇なとき」「する事がなく退屈なとき」にしている事が多いと感じています。
癖?
なんとなく始めた「指しゃぶり・つめかみ」が癖のようになっている子も多いと感じています。
愛情不足?
ネット情報で「愛情不足」などと書かれている場合もありますが。
明らかな虐待事例以外では、僕はそう感じません。
3.指しゃぶり・つめかみの影響
歯並び
指しゃぶりやつめかみで、保護者が一番心配されるのは。
歯並びが悪くならないか、ということです。
これは、かかりつけの歯科でよく相談をしてください。
あくまで僕の個人的な印象なのですが。
いままで多くの指しゃぶり・つめかみの子を見てきましたが。
それが原因で、歯並びが悪くなったという子には今のところは出会ったことはありません。
深づめ状態に
つめをかむことで、深づめ状態になる場合もありますが。
そのことだけなら、今後の精神的・身体的発達に大きな影響は無いと思っています。
4.まとめ:【子ども】指しゃぶり・つめかみ【やめさせ方】
ここで書いたのは、あくまで僕の立場からの考えであり、対処方法です。
僕のいままでの経験の中で、いろいろ試行錯誤の結果この考え方にたどり着きました。
「指しゃぶり・つめかみ」の問題は。
人によっても、専門的立場によっても、その考え方や対処方法は違ってきます。
ですので、ご自分の納得される解決方法で取り組むのが一番ですし。
もし歯並びへの影響が心配なら歯科医師にしっかり相談されることをお勧めします。