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【子ども】迷路の教え方

2022年1月30日

 

「迷路遊び」について以下のツイートをしました。

幼児には自由な描画を薦めていますが。どうしても絵が苦手な子には迷路遊びを薦めています。

迷路遊びのステップ。
①ルールを理解し、最後まで出来る。
②線からはみ出さない。
③線にぶつからない。
④出来るだけ早くゴールする。

自分の思うように筆を動かせる、という事。

 

絵や塗り絵に興味がなく。描く(書く)ことに苦手意識をもっている子がいます。

そのような場合、「迷路遊び」は有効な遊びの一つです。

本記事では、迷路遊びにどのように取り組ませれば良いのか、お答えします。

 

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1.【子ども】迷路の教え方

 

 

取り組ませ方は以下です。

①やり方を簡単に知らせ、子どもの好きなようにやらせる

②迷路の壁にぶつからなかったり、はみ出さなかったりする部分をほめる

③迷路の壁に「ぶつからない」ことを意識させる

④迷路の壁から「はみ出さない」ことを意識させる

⑤「スピードを速く」できるように意識させる

それぞれ解説します。

 

①やり方を簡単に知らせ、子どもの好きなようにやらせる

まずは、迷路遊びに興味をもって、楽しめることが何より重要です。

遊び方を簡単に知らせ、あとは子どもの好きなようにやらせます。

 

②迷路の壁にぶつからなかったり、はみ出さなかったりする部分をほめる

迷路の壁にぶつからなかったり、はみ出さなかったりする部分があったら。

「ここ、壁にぶつからなかったね」と、それをほめます。

 

初めはうまくできません。回数をこなすことでできるようになります。

そのためにも、「楽しく続けられること」が大切であり、勉強的・訓練的にならないことが重要です。

 

③迷路の壁に「ぶつからない」ことを意識させる

迷路遊びが好きになり、繰り返し楽しめるようになったら。

迷路の壁にぶつからなかった部分をほめます。

 

ぶつかった部分を注意しないことがポイントです。注意されると、やらなくなります。

 

④迷路の壁から「はみ出さない」ことを意識させる

迷路遊びが好きになり、ある程度壁にぶつからなくなったら。

次は壁からはみ出してない部分をほめます。

 

ここでも、はみ出した部分を注意しないことがポイントです。

 

③、④の段階は焦らないことが重要であり、楽しく続けられることが大切です。

 

⑤「スピードを速く」できるように意識させる

楽しく遊び。

ある程度、迷路の壁にぶつからなかったり。

はみ出さなかったりするようになったら、最後の段階です。

 

いつものスピードでも。「すごく速くできたね」と、スピードを速くできるように意識させます。

 

この段階も焦ることなく、「楽しく続けながら」「徐々に速くなる」が重要です。

 

 

2.迷路遊びで育つこと

 

 

迷路遊びのルールを理解し、「迷路の壁にぶつからないように」「はみ出さないように」「速くゴールまで行く」ためには。

自分の思ったように筆を動かす必要があります。

 

絵や塗り絵、文字など、描く(書く)ことの前提となる力は。

「自分の思ったように筆(鉛筆・クレヨン)を動かせる」ということです。

 

つまり、迷路遊びと絵や文字を描く(書く)ことは同じ力が必要であり。

迷路遊びに楽しく取り組むことでその力が育ちます。

 

鉛筆の持ち方

スプーンや箸の持ち方がベースとなります。詳しくはこの記事をご覧ください。

 

 

3.無料の迷路遊び紹介サイト

 

 

「迷路 無料」で検索すると色々なサイトがあり。無料で印刷できます。例えば、以下です。

 

 

 

 

4.文字を書くための力

 

 

文字を書くためには。

「手本を見て同じように」「自分の頭で思い浮かべたように」手で鉛筆を動かす必要があります。

 

それは、「見たように」「頭に思い浮かべたように」絵を描くことと同じ作業であり。絵を自由に好きなように描けることが、文字を書く前提の力になり得えます。

 

ただし、絵を自由に描くことは簡単なことではなく。

苦手意識をもっている子は少なくありません。

 

その場合、「線遊び」や「迷路遊び」は書く目的意識がもちやすく、取り組みやすい有効な遊びの一つです。

 

 

5.まとめ:【子ども】迷路の教え方

 

 

幼児でも「ボク(ワタシ)は絵がヘタ」と思い込み、描こうとしない幼児がいます。

 

描く(書く)ことの経験が少なかったり、苦手意識をもっていたりする幼児は少なくありません。

 

また、絵は自由度が大きすぎるため。

逆にどう描いたらいいのか分からなく場合があります。

 

その場合、「線遊び」や「迷路遊び」は。

どう遊ぶといいのかが明確なため取り組みやすく、有効な遊びの一つです。

 

ただし、あくまで、「楽しい遊び」として取り組むことが大切であり。

早急に勉強的・訓練的に進めると逆効果になるので、注意は必要です。

 

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