「プレ幼稚園」という言葉は知っていますか?
文字通り、幼稚園に正式に入園する前の『遊びの広場』です。
僕の地域では全ての幼稚園で実施しています。
他の地域でも、ほぼ同じではないでしょうか。
元)保育者、現)幼稚園巡回指導員の僕が。
プレ幼稚園について解説します。
【僕の簡単なプロフィール】
保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。
大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。
所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など
記事の内容
1.プレ幼稚園とは?
プレ幼稚園とは
幼稚園入園前の2歳から通う、幼稚園の遊びの広場です。
幼稚園入園前の子どもとその保護者を対象とし、幼稚園の生活を体験できます。
一般的には、2歳児から3歳児を対象としており。
週1回から数回、2~3時間程度の活動が実施されます。
幼稚園の正式な入園は。
3歳になってからの、4月からです。
いつから通えるのか
幼稚園の正式な入園前の、一年前(二歳)が多いですが。
一歳代から通える所もあります。
プレ幼稚園の料金
有料と無料があります。
各幼稚園にお問い合わせください。
プレ幼稚園の目的
プレ幼稚園には、主に以下の目的があります。
子どもにとって
・幼稚園の環境や生活に慣れる
・集団生活に慣れる
・友だちを作る
・社会性を身につける
・言葉や表現力を身につける
・遊びを通して学ぶ
保護者にとって
・幼稚園の教育理念や方針を知る
・幼稚園教員や他の保護者と交流する
・子どもの成長を見守る
・育児の悩みを相談する
プレ幼稚園の種類
プレ幼稚園には、主に以下の種類があります。
・幼稚園が運営するプレ幼稚園
⇨幼稚園の施設や設備を利用して実施される。
・無認可のプレ幼稚園
⇨ 民間企業や個人によって運営される。
・親子教室
⇨育児支援の一環として、親子で参加できる教室。
2.プレ幼稚園の選び方
プレ幼稚園を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
・子どもの年齢や性格に合ったプログラムかどうか
・幼稚園の教育理念や方針に共感できるかどうか
・自宅からのアクセスが良好かどうか
・費用が予算内に収まるかどうか
プレ幼稚園から、その園に正式に入園したり。
プレ幼稚園参加が、正式な入園の条件になったりする場合もあります。
ですので、プレ幼稚園を慎重に選ぶことは大切です。
3.プレ幼稚園のメリットとデメリット
メリット
子どもにとって
・幼稚園の環境や生活に慣れる
・集団生活に慣れる
・友達を作る
・社会性を身につける
・言葉や表現力を身につける
・遊びを通して学ぶ
・自信をつける
・入園への不安を軽減する
保護者にとって
・幼稚園の教育理念や方針を知る
・幼稚園教員や他の保護者と交流する
・子どもの成長を見守る
・育児の悩みを相談する
・入園前に必要な準備を把握できる
・入園後のスムーズな生活に繋がる
デメリット
子どもにとって
・集団生活に慣れないと負担になる場合がある
・プレ幼稚園に通うことで、入園へのハードルが上がってしまう場合がある
保護者にとって
・費用がかかる
・送迎が必要になる
・時間的な制約がある
・入園が確約されるわけではない
プレ幼稚園には、子どもにとっても保護者にとっても、多くのメリットがあります。
一方で、デメリットも存在するため、通わせるかどうかは慎重に検討する必要があります。
4.まとめ:プレ幼稚園とは?
僕の地域でも多くの幼児がプレ幼稚園を利用しています。
利用については。
メリットとデメリットを比較検討した上で、子どもの性格や家庭の状況に合った判断をすることが大切です。
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