幼児への言葉がけは、『肯定語』がいいことだらけです。
子育てで。誰もができることだけど、なかなかやらない事の一つ。【肯定語を使うこと】
「走らないで」→「歩こうね」
「オモチャ出しっぱなしだよ」→「オモチャここに片付けようね」などほんの少しの差だけど。
肯定語は叱られ感が少なく、どう行動したら良いかが分かりやすい。子供には大きな差。— ひだ ゆう心理相談員(発達) (@Zteacher2017) January 26, 2021
子育てで。誰もができることだけど、なかなかやらない事の一つ。【肯定語を使うこと】
「走らないで」→「歩こうね」
「オモチャ出しっぱなしだよ」→「オモチャここに片付けようね」など
ほんの少しの差だけど。
肯定語は叱られ感が少なく、どう行動したら良いかが分かりやすい。子供には大きな差。
1.【幼児】否定語→肯定語【変換表】
肯定語の例は、【否定語→肯定語 変換表】をご覧ください。
『肯定語』とは。
「走らないで」と否定的に伝えるのではなく、「歩こうね」と肯定的に伝える言葉。
ちょっとした言葉の差ですが、受け取る子どもの気持ちには、大きな差がでます。
【 肯定語の利点 】
・「叱られた感」が少なくなる
・どう行動したら良いのかがわかりやすい
2.否定語ではなく肯定語を使うためには
ツイートへのコメントでは、
子供だけではなく、「肯定語は大人同士でも有用」というコメントが多数ありました。
もちろん、全ての人に有用な言葉です。
しかし、どなたにも有用であるはずの肯定語が、実際にはなかなか使えません。
なぜなのでしょう?
肯定語をなぜ使えないか
ほめることが難しいように。
否定語の方がすぐに頭に浮かびやすいためです。
怒ったり、否定的に言う方が頭に浮かびやすいのは。
危険を察知し、それを避けようとする人間の本能的なものです。
なので、否定的に叱る口調は話しやすいのです。
初めは意識して、少しだけ肯定語を
少し時間がかかりますが、
初めは『意識して』『少しの言葉だけ』使い続けてみるといいかもしれません。
意識して使い続けることで、徐々に肯定的に話すことに慣れていきます。
余裕のある時だけ、無理しないことが、大切です。
3.まとめ:否定語から肯定語への変換
いいことだらけの肯定語ですが。
ほめることと同じように、慣れるまでは、とっさには使えません。
どちらも、初めは意識して使い続けることで、
次第に無意識に使えるようになっていきます。
そのために、
無理せず、少しずつ、気持ちの余裕のある時だけ。
少しずつ継続し、習慣化できるといいですね。