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ひらがなの教え方と練習方法

2021年11月7日

 

保育園年長。『文字に全く興味がない』との相談。
就学を控え、親は焦りぎみ。伝えたこと。
✔️無理強いは逆効果
✔️『読みたい▪書きたい』と思った時に急激に伸びる
✔️親戚に本人宛に年賀状を出してもらう
✔️カルタ遊び▪手紙ごっこ
✔️ホワイトボードにその日のオヤツを書いておく
✔️まず読み→書きへ

 

幼児期、「ひらがなの練習」はどのようにしたら良いのか?

特に、就学を前にした年長児になると焦るかもしれません。

本記事では、そのお悩みにお答えします。

 

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はじめに:ひらがなの練習【いつから?】

 

 

子ども自身が『読みたい・書きたい』と思った時です

子ども自身が。「この文字を読みたい!」「書きたい!」と思った時に文字を急激に覚えます。

ですので、その時期が文字を教える最適な時期です。

時期には個人差があり、成長を待つことは大切です。

 

ただし、年長になったら、ただ待っているだけではなく。次に述べる、「文字に興味がもてる環境」を整えてあげることも大切かも知れません。(勉強的に教えることではありません)

 

 

1.ひらがなの教え方と練習方法

 

 

①無理強いは逆効果

②ホワイトボードの活用

③カバン置き場やジャンパー掛けに名前を貼る

④知人に手紙や年賀状を出してもらう

⑤お弁当に手紙を入れておく

⑥カルタ遊び・手紙ごっこ

それぞれ解説しますね。

 

①無理強いは逆効果

まだ文字に興味がないのに。大人の都合だけで、勉強的に教え込もうとするのは逆効果です。

文字や将来の勉強に対して「イヤなイメージ」をもつこともあるので、十分注意が必要です。

 

②ホワイトボードの活用

文字に興味がもてる環境例の一つ目。

100均で売っているホワイトボード。そこに、今日のおやつを書いておきます。

 

そして、親がそれを読み。「おやつはここに書いておくね」と伝えます。

子どもが「今日のおやつは何かな?」「何て書いてあるのかな?」と楽しく思えることがポイントです。

 

書く内容は、おやつに限らず、ご飯のメニュー、お出かけの場所など、子どもが読みたくなる内容ならなんでもいいです。

 

③カバン置き場やジャンパー掛けに名前を貼る

家庭で、すぐできる方法です。

文字の習得の場合。「自分の名前をひらがなで読める」を優先するといいかもしれません。読めると便利だからです。

 

その場合。幼稚園や保育園にあるように、自分の持ち物の所に少し大きめに名前を貼っておくと、毎日見て、親しみがもてます。

 

④知人に手紙や年賀状を出してもらう

大人もそうですが。子どもも手紙が届くと嬉しいものです。親戚や知人にお願いして、手紙を出してもらいましょう。

 

もちろん、子どもに読ませる練習をするのではなく、大人が読んであげてください。

そして、「ぼく(わたし)も、お手紙書きたい!」と言ったら、書き終えるまで手伝います。文字ではなく、絵でもいいです。

 

⑤お弁当に手紙を入れておく

園のお弁当は楽しい時間です。

好きなキャラクターの小さな紙に『いっぱい たべてね』などと書いた手紙を、お弁当の袋に入れておきます。

子どもは喜びます。読めなくていいので、帰ってきたら読んであげます。

短文で書くことがポイントです。

 

⑥カルタ遊び・手紙ごっこ

「カルタ遊びや手紙ごっこで文字を覚えた」という話はよく聞きます。

 

▶手紙ごっこの参考サイト(日本郵便)

 

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2.文字の発達

 

 

コミュニケーションは。

聞く

話す

読む

書く

この順番で発達し、この順番で重要です。

 

文字については、まず「読み」ができて次に「書く」です。

ですので、初めは、読めるようになると生活が便利になります。書かせることを急ぎすぎないことが大切です。

 

話し言葉の発達についてはこの記事をご覧ください。

 

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3.幼児期の終わりまでに育ってほしい姿

 

 

幼児教育に関連する、文部科学省の「幼稚園教育要領」、厚生労働省の「保育所保育指針」、内閣府の「幼保連携型認定こども園 教育・保育要領」の3法令が新しく改訂され、2018年4月から、施行されました。

 

幼稚園・保育園・こども園、それぞれに「3歳からは同じ教育」の機能があることや、「子ども主体の学びが重要」であること、そして「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が示されています。

注)「10の姿」は、あくまで育ってほしい姿の「方向性」です。育つべき「能力」や「到達点」のように、達成しないといけない課題ではありません。

 

 

「育ってほしい10の姿」の中で、文字について書かれている内容を見てみましょう

(8) 数量や図形,標識や文字などへの関心・感覚
遊びや生活の中で,数量や図形,標識や文字などに親しむ体験を重ねた
り,標識や文字の役割に気付いたりし,自らの必要感に基づきこれらを活
用し,興味や関心,感覚をもつようになる。

幼稚園教育要領(文部科学省)

幼児期に求めているのは、「興味」「関心」「感覚」であることが大切です。

 

「系統的な文字指導」は、小学校以降で重視されるものであり、幼児期からの無理な文字指導は十分注意が必要です。

 

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4.文字を「読んだり」「書いたり」するためには

 

 

文字に対する興味や関心はもちろんですが。

一定時間、イスに座って机に向かう「体力」「姿勢を維持する力」「集中力」「目と手を協応して働かせる力」「手先の巧緻性」などが必要です。

 

その力は、室内や戸外で、様々な遊びに「楽しんで」「熱中して」取り組む中で育ちます。

ですから、幼児期の遊びは大切なのです。

 

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5.まとめ:ひらがなの教え方と練習方法

 

 

好きな遊びに存分に取り組み、身体の発育を促すことを前提に。文字に興味・関心をもてるような環境を用意し。

子ども自身が、「読みたい」「書きたい」と思えた時こそが、文字を教える最適な時期です。

 

決して勉強的にならず、無理強いすることなく経験させてあげることが大切です。

 

 

 

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