思春期の性行動とは違います
あせらず、心配しすぎないことが大切です。
『幼児の性器いじりの相談』
・男女共に割とある相談
・自分の子だけ、ではない
・思春期の性行動とは違う
・やめさせようと、早急に進めると隠れてする場合も
・暇、眠たい、安心したい、などの時にする
・遊びに誘ったり、手をつないであげたり
・恥ずかしさの感情が育ってくるとやめる— ひだ ゆう🍜発達相談員(幼児) (@Zteacher2017) December 3, 2021
『幼児の性器いじりの相談』
・男女共に割とある相談
・自分の子だけ、ではない
・思春期の性行動とは違う
・やめさせようと、早急に進めると隠れてする場合も
・暇、眠たい、安心したい、などの時にする
・遊びに誘ったり、手をつないであげたり
・恥ずかしさの感情が育ってくるとやめる
幼児が「股を触る」癖。男女共に、多くある相談です。
本記事では、現役の発達相談員であり、元保育者の僕が。
子どもがお股を触る心理と、どう対処したら良いか解説します。
【僕の簡単なプロフィール】
保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。
大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。
「お股さわりの相談」も多く受けています。
所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など
記事の内容
1.子ども(幼児)のお股を触る心理【どうしたらいいのか?】
基本、放っておくです
「汚れた手で触っていないか」注意してください。
「不安」や「ストレス」が考えられる場合には、その根本原因に対処は必要です。
2.子ども(幼児)の「お股を触る」心理
男女共にわりとある相談
僕が毎日行っている発達相談の中では。男女共に割とある相談です。
幼児期の成長の一時期、「よくあること」です。
「自分の子だけ」ではない
あなたのお子さん、ただ一人だけの「特殊なケース」ではありません。
繰り返しますが。成長の一時期、「よくあること」です。
思春期の性行動とは違う
「思春期の性行動とは別」と考えて下さい。
やめさせようと、早急に進めると隠れてする場合も
「こんなことしていると恥ずかしい」と思われる方もいるかも知れませんが。
必ず、やめられますので。焦りすぎないことが大切です。
早急にやめさせようとすると、隠れてする場合もあります。
暇、眠たい、安心したい、などの時にする
「暇で何もすることがない」、「テレビ(動画)を見ている」、「寝る前や眠たい」、「不安」などのときに見られることが多いです。
遊びに誘ったり、手をつないであげたり
気になるのであれば。「好きな遊びに誘う」、「手をつないであげる」、「不安な時にはその根本原因を解決する」などの対応でいいと思います。
お股を触ることよりも。
「汚れた手で触っていないか」に注意を向けた方がいいかもしれません。
恥ずかしさの感情が育ってくるとやめる
年齢をもう少し重ね。
「人前で股を触っていると恥ずかしい」という感情が育ってくるとやめられます。
3.助産師さんのお話
以前、助産師さんの性教育の研修会に参加しました。その中でのお話。
その助産師さんには、5人のお子さんがいて。
すべての子に、幼児期のある時期、「股を触る癖」があったそうです。
初めの子のときには。「やめさせなければ」と少し焦ったとのことですが。
次の子も、また次の子もやり始めると。「また始まったのね」と、あまり気にせずに見ていられるようになったとのこと。
もちろん、全員その後も特に心配もなく成長しました。
4.漂流本のお話
自分のボートで釣りに出かけたとき、天候が悪く転覆し。
緊急用のビニールボートで数日間漂流した方の本を以前読みました。
その中で。漂流中、不安な時には何気なく自分の股を触っていて。
そうすることで、「とても安心できた」ということが書かれてありました。
幼児も同様で。
不安な時に触っていることがあるかも知れません。
その場合には、不安の根本原因の解決が必要です。
5.まとめ:子ども(幼児)のお股を触る癖
親としては気になるかもしれませんが、必ずやめます。
焦りすぎず、早急にやめさせようとしないことが大切です。
幼児期には男女共によくあることで、思春期の性行動とは違います。
その後の成長には影響はありません。
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