乳幼児期は、まだ睡眠が安定しないため。
寝ている途中で目を覚まし、泣いたりすることがあります。
「夜泣きは」よく聞く言葉ですが。
「夜驚(やきょう)」はあまり聞き慣れない言葉かもしれません。
本記事では。
元)保育者、現)発達相談員である僕が。
夜驚(やきょう)の解説と家庭での対応のポイントを紹介します。
【僕の簡単なプロフィール】
保育者として20年。その後、地域の発達相談員と幼稚園・保育園巡回の経験が15年ほどあり。
大学院では保育や教育の心理学(学校心理学)を専攻していました。
現在、地域の発達相談・保育園巡回など、
1歳半から小学校入学前のお子さんの発達相談を担当しております。
所持資格:公認心理師(国家資格)、幼稚園教諭、小学校教諭など。
はじめに
まず、下記のポストをお読みください。
多くの方がリポスト・コメントを書いて下さっているので、
参考になります。
この違いの一つは、睡眠の深さにもあります。
夜泣き→浅い睡眠の時
夜驚→深い睡眠の時
夜驚の場合、深い睡眠の途中で起き、寝ぼけが強い状態の為。親が対応しても反応できません。
体調等に問題が無ければ、安全を確認し、様子を見る対応で良いようです。年齢と共に落ち着く場合が多いようです。— ひだ ゆう🍰発達相談員【トイトレ•偏食】 (@Zteacher2017) April 1, 2026
大事な事は、『夜泣き』と『夜驚』では、その原因が違う場合があるので、効果的な対応の仕方は変わるということ。
— ひだ ゆう🍰発達相談員【トイトレ•偏食】 (@Zteacher2017) April 2, 2026
1.夜泣きと夜驚症の比較
| 夜泣き | 夜驚症 | |
| 年齢 | 0~2歳くらい(幼児期前期) | 2~6歳くらい(幼児期後期) |
| 泣き方 | しくしく泣く | 突然叫ぶ・泣き出す |
| 睡眠状態 | 浅い眠り | 深い眠り(強いねぼけ) |
| 意識 | ある程度ある | ほぼない(呼びかけに反応しにくい) |
| とんとん・抱っこ | 落ち着く | 悪化することがある |
| 持続時間 | 数分程度 | 10~20分続くことも |
| 翌朝の記憶 | なし | なし |
| 主な原因 | 空腹・不快・分離不安など | 睡眠の未熟さ・疲労など |
2.基本的な対応方法
| 夜泣き | 夜驚症 | |
| 基本対応 | 抱っこ・声かけで安心させる | 無理に起こさず見守る |
| 関わり方 | 積極的に関わる | 健康・安全に留意し、最小限の関り |
| NG対応 | 放置しすぎ | 無理に起こす・刺激する |
| ポイント | 安心させる | 刺激させない |
3.夜泣きか夜驚症か、分からない場合
夜中に子どもが泣いて起きた場合、
夜泣きか夜驚症か分からないときは。
まずは、
①体調・不快などの健康面を確認し、
②「トントン」「抱っこ」「声かけ」で関り、
③収まるなら、そのまま。ひどくなるようなら、
④安全面に注意しながら、見守る
4.まとめ
子どもが夜中に起きて泣き出すと、親は慌てるかもしれません。
乳幼児期に睡眠が安定しないことは、よくあることです。
成長により、必ず収まってきますので慌てず対応することが大切です。