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【子ども】人見知りの治し方【3つの方法】

2021年8月9日

 

・自宅ではたくさんお話しするけど、幼稚園ではしゃべらない

・たくさんの人がいる場が苦手

・人前で話をする(声を出す)のが苦手

・緊張しやすい

園巡回を行っている中では、このような子は毎年一定数見られます。

 

本記事では、人見知りの中でも。

特に、「家庭外ではお話ししないタイプの子」の対応方法をお答えします。

 

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1.【子ども】人見知りの治し方

 

 

①自信をもたせる

②安心感をもたせる

③みんなといる楽しさを知らせる

それぞれ解説しますね。

 

①自信をもたせる

自信とは、「あれができる、これができる」ではありません。

「今の、(人見知りの)自分でもいい」と心から思えることです。

そのことが結果的に自信となります。

 

ですので、周囲の大人は、本人が「今の自分でいい」と心の底から思えるような関わりが重要です。

 

②安心感をもたせる

このタイプの子は、不安感が少し強いかもしれません。

ですので、安心できる配慮は大切です。

 

大勢の場が苦手であれば、無理に大勢の場の中に入れるということではなく。

少人数の場で遊んだり生活したりし、安心できることが大切です。安心感がもてると、自分から少し大きな集団の中にも入ってみようかな、と思えるかも知れません。

 

③みんなといる楽しさを知らせる

幼稚園や保育園など自宅以外の場で、「先生や友達と遊んで楽しいな」と思えることです。

 

その場合、人数が多いのは苦手な場合が多いので、大人を入れて少人数の場からスタートさせることが重要であり。

場合によっては大人(先生)と一対一の関わりからのスタートになります。

 

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2.人見知りの対応・対策方法

 

 

はじめに:自宅以外で「しゃべらない」場合

「話さない」のではなく「話せない」ととらえることがなにより重要です。

 

本人は話したいと思っているのに、何故だかわからないけど声が出ない状況にあるのだと思います。

だからこそ、話すことの強要は良くないのです。

 

そして、話せないのは不安感がベースにあるのかもしれません。

ですので、安心感がもてるかかわりが大切です。

 

以下に「自宅以外でしゃべらない子」の対応方法を解説しますが。

すべての「人見知りの子」に有効な方法です。

 

①自信をもたせる

「今のあなたでいい」という周囲の態度が重要であり、そのことが結果的に少しずつ話せるようになるベースとなります。

話す、話せないはその人のごく一部分にしかすぎません。

 

そのことにこだわり過ぎず、本人の好きなこと得意なことに注目し、一緒に楽しく生活することが大切です。

 

また、気持ちの繊細なタイプの子が多く、他の人が考えていることは細やかに見抜きます。

ですので、親や先生の「困ったな」「どうして話さないのかな」という内心の態度も見抜かれます。

 

②安心感をもたせる

声が出づらくなる場面は「人」「場所」「活動」です。

特に慣れていなかったり初めてだったりする場合は不安は大きくなり、慣れている場より話せなくなりがちです。

可能なら、できるだけ時間をかけて徐々に慣れていけるようにすることが重要です。

 

→ 好きな先生や友達がいる少人数の中で話せるように

場所→ 慣れている場で話せるように

活動→ 今まで何度も経験している活動で話せるように

 

③みんなといると楽しさを知らせる

まずは、先生と仲良しになって。先生と一緒にいると楽しいな、と思えることがスタートです。

そこから、先生を交えて気の合いそうな友達が見つけられるといいですね。

 

初めは友達一人で充分です。一人の好きな友達ができ、人と関わる楽しさを実感出来れば、もっと友達と遊びたいと思えるかもしれません。

 

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3.人見知りの理由と原因

 

 

単に「声を出せない・話せない」というより、

「自分を出す・自分を表現することにストップをかけてしまいがちになる」

ということが理由・原因なのかもしれません。

 

また、「周囲の人に見られているのではないか」という想いも人一倍強いようです。

 

ですので、「出席確認の際に手を挙げられない」「踊れない」「みんなと一緒に給食を食べられない」「トイレに行けない」などという子がいます。

 

生活に支障がある場合は、専門家への相談を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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4.まとめ:【子ども】人見知りの治し方

 

 

人見知りの子は、まじめで優しい子が多いため、園での配慮が遅れる場合があります。

 

また、家庭では問題ないので、あまり保護者も問題視せずに過ぎてしまうことが少なくありません。

 

園では話せないことで子どもは困っている場合があり、その場合は配慮が必要です。

「そのうち話すだろう」ではなく、保護者の方が出来れば早期に園や専門家に積極的に相談していくことが大切です。

 

最近はHSP(Highly Sensitive Person)や「繊細さん」という言葉もよく聞かれるようになりました。

「恥ずかしがり屋さん」も含めて、基本的な対応の仕方は同じだと考えます。

 

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